退院

実はこれを書いているのは2006年2月。このブログの存在すら忘れてた。久しぶりに見ると自分のことながら「こんなにいっぱい書いたっけ?」とおもうくらいたくさん書いてるなあ笑。きっと読み返したら恥ずかしくて全部削除してしまいそうなので読まないでおく。

さて、これを読んでいる人がまだいたみたいなので、きりのいいところまでは書こうと思う。

実は、とっくに退院しても大丈夫なくらいリハビリは終わっていたんだけど、家のバリアフリー化工事が終わらないためしばらく病院で待機させられていた。で、工事も終わりそうなのでやっと退院。
退院=めでたい、と普通は考えてしまうが、必ずしもそうでもない。治療が不本意な結果に終わったり、患者と病院側の折り合いが悪くてでていったりして半ば追い出されるようにでていく退院もある。退院の時点で「じゃあ次は○月頃入院してね」と次の入院が決まっていることもある。
ま、今回は今までとちがってもう入院することもないだろうしめでたいな。

入院していると、身体が空調の効いた病院に慣れきってしまうため、夏の暑さや冬の寒さがえらく新鮮に感じる。この年は記録的な猛暑で外はすごく暑かったけど、暑さでボーっとしてると、らこれでやっと一区切りついたな、とほっとした。
カタワになったけど、痛みに悩まされることも皮がむけて血まみれになる左足と毎日向き合うことも変形した足のために変な靴しか履けないこともないとおもうと、すごくうれしかった。新しい人生が始まり、「さあこれから何やろうかな」と前向きな気持ちになり、生きててよかったと心から思えた。結局そんな気持ちは、日常にもまれて数日で元に戻ってしまうけど。