2004-01-01から1年間の記事一覧
実はこれを書いているのは2006年2月。このブログの存在すら忘れてた。久しぶりに見ると自分のことながら「こんなにいっぱい書いたっけ?」とおもうくらいたくさん書いてるなあ笑。きっと読み返したら恥ずかしくて全部削除してしまいそうなので読まないでおく…
初代足の中の人の全景。 TSB式義足という義足。よく使われているPTB式義足に比べ、皮膚への負担が少なく、アクティビティが高い人に向いているらしい。 足にはシリコン製コンドーム(商品名:アイスロス・先端にドリル付き)をつけ、装着するので、脱着が面…
義足をカバーつけるとかで業者にもっていかれて、木曜日までまた片足生活。 カバーなんて飾りにすぎんのです。とはいったのですが偉い人にはそれがわからなかったみたい。で、足の葬式などない!なんて前いってしまいましたが、実はすでにやってました。 (…
医者から病院内での歩行は、松葉杖1本ついて両足使って歩いてよいとの許可が出る。これで何するにもだいぶ楽チンこ。 だけどそろそろ退院の予感・・・ もっとやすませろーリハビリは昨日の延長でよりハード。杖のたぐいは一切使わずに、体育館ぐるぐる歩いたり…
リハビリ担当者が夏休みから戻ってきていよいよちゃんとした訓練開始。 最初は松葉杖使うのかなとおもってたけどいきなり松葉杖なしのリハビリ。何日か前に「出産みたいにボコっといかない」とは書いたけど、ぼこっとはいかないもののそれに近い勢いでリハビ…
今日はいよいよリハビリとして義足をつける日。 リハビリ室にかならずある「あの」平行棒の中でいよいよ義足を装着 が、切断箇所が痛い。痛くて立つのがやっと。で、そのときが表ブログの写真。装具屋がいうには痛みの出るタイプの義足ではないから痛いのは…
午前中に病院に戻る。最近気になるのが、食欲の低下と体力の衰え。食事も病院食を完食するのが精一杯だし、筋トレも楽にならない。ま、こんだけあつけりゃしょうがないのか。今日は待ちに待った仮義足のできる日。 午後になって思ったより早く装具屋キタ
そういやすっかり忘れてたけど今日で29歳になった。三十路間近をどうしても意識する29になった今年が一番いやだなと思ったけど、姉は27になったときが一番いやだったそうだ朝ご飯のおかずに髪の毛が入っていたので、別に怒ってるとかそんなんじゃなく「きを…
実は10日くらい前から松葉杖ついて病院の周りを「一周」(手術前夜あたりのブログ参照)できるようになってきてました。ただ、猛暑のせいか日頃涼しい病棟にいるせいか松葉杖(通常の3倍疲れる)のせいか大量の汗をかく。notech君(いまごろどーしてるのかな…
今度入院してきたSさん、医学的な見地からいったら今すぐにでも輸血が必要なくらい貧血なのに、輸血拒否でそうです。 Sさんの息子(入院に必要な保証人)がなんかのアレにはいっているみたいで、輸血するなら私は保証人ができません、だそうです。Sさんも…
うちの母親は、昔話となるとうちの兄弟の子供の頃の話しかしない。小学校の学芸会で姉がステージに発表しているときに、僕が姉を追っかけて一緒にステージに登っちゃって大変なことになった話は何十回もきかされた。 それでも、親は子どもの頃の話ばっかりし…
義足待ちですることもなくまったりとした生活送ってます。こんなにゆっくりできるのは定年まであんまりないんだろうね。向かいのベッドに1週間くらい前からK君という男の子が入った。 I NEED Uがよく物まねする「知恵も遅れている重度身体障害者」な人だ。 …
装具屋がきて仮義足の型取りをする。 新品のマイIcerossを渡される。いままでのは体に合うかどうかの試着用で、どうやら大丈夫そうなので、IcerossをつかったTSB式義足でいくとのこと。 で、新品のIcerossはなきそうなほどきつくていたい笑その後、Icerossを…
自宅にサウンドハウスで注文したサブウーハーがすでに納品されていたが、うちの家族にはすでに26kgもあるもの運べるほど頑丈な人がいないため、I NEED Uを呼び、サブウーハーを2階まであげて設置してもらう。I NEED Uの目の前でアイスロスをはずしたところ、…
手術が終わって初めての帰宅だけどべつにどうってこともない。 車の運転もなんもできなくて家にいただけなのでおもしろくなかった けど、家にいて普通に動く分にはIcerossのきつさは感じなくなった。慣れってすごいIron Maidenのエレクトロトリビュートアル…
抜糸もすんだので仮義足の制作がはじまり、予定通り装具屋のSさんがくる。 採寸するのかとおもったら、コンドームのお化けみたいなものをもってきて「これつけて慣れてください」だと。これはIceross(アイスロス) というもの。 これがすさまじくきつい。寝…
人気ブログ「ドネンチョヒラヒラ」のカリスマブロガー(そのわりには設置は人任せ)9氏がわざわざ東京の田舎の方から千葉の田舎にきてくださいました。 しかもSOGOでトランスフォーマーを2体も買ってきてくれました。でも、もらって一番うれしいのは
とうとう乗れた!夢の車椅子 ギョモリがやってきた。 どうせだったらI NEED Uと一緒に来ればいいのに。 で、手術前はさんざん「スーパーゼウスの足がもげる」って喜んでだのに実際みたら「きつかった...」のかよ笑
半分残していた残りの糸を抜糸。はれてこれで自由の身になった。もうタオル渡されて体拭いてさっぱりさっぱりしないなんてこともなく、お風呂はいってシャワー浴びて鼻歌うたえる。入院して手術した場合、傷口がふさがって抜糸というのは大事な通過点。 傷口…
「世界の中心で愛を叫ぶ(中身は「劇画ファン」)」と「冬のソナタ(同「ファミコン通信」)」とクッキングパパという、礼儀作法の観点からいえば常軌を逸したお見舞いをいただく。ほんとにいらないものどうもありがとう!ここ3日くらい連続して誰か見舞い…
I NEED Uが見舞いにきた。 彼は幼少の頃から体が悪くて入院してたことが多いから病院の流儀というものをわかっているせいか、足なくなって精神的に大丈夫ですか?とか足のお葬式あげてもらいましたか?などと、他の誰もきかなかったようなこと聞いてきた。足…
俺イズムの中身さんがきてくれた。 足見て「ほんとになくなったんだ」といってた。でも去年とか左足にまめできて毎日出血したり激痛で動けなくなってたの一番身近でみてた人だから、やっぱり僕と同様にすっきりしたんじゃないのかな。もう自力で車椅子に乗っ…
今日は手術した箇所を半分抜糸した。 抜糸する時は当然切断された足をまじまじとみつめるわけで。実は、切断するかどうかで一番迷っていたのは、正直見た目。 あるべきところに足がないっていうのは僕から見たらすさまじい違和感だし、断端(きった箇所)も…
自分をベッドに縛り付けてきた最後の障壁である点滴がはずれ、やっと自由に車椅子で移動できるようになった。車椅子で疾走するのも楽しいし。トイレいくにもなにするにもいちいち看護婦呼ばなくていいからめんどくさくなくてうれちい。で、車椅子で疾走中、…
僕が入院生活で一番嫌なのがトイレの介助(大)。 寝たきりでトイレまで移動できない場合は、ベッドの上でうんこしなきゃならない。まず、便意を催したらナースコール押して看護婦を呼ぶ。ただ、看護婦も忙しくてすぐにこれない場合が多いので、ある程度余裕…
周りの人みてると結構さっさとICUをでていってることにきづいた。僕はまだここにいなきゃならないのか。テレビも本もなにもなく、ただひたすら横になって苦しみに耐えるだけの部屋。早くでたい。とおもってたら、C大学付属病院からY先生がきた。ギブスを巻き…
ICUの中に時計はあるんだけどコンタクトとかしていないので見えない。だから時間を知りたいときは看護婦に聞かなきゃいけない。今何時? あぁ、まだ5時半なのね。。。治療というのは医者がオーダーを出さないとなにも進まないから医者が出勤してくる9時頃ま…
手術に備えるのは非常に面倒くさい。 看護婦から指示があるけど浴衣とかいろいろそろえるものがたくさんある。たいていの場合は病院の売店よりマツキヨとかの方が大分安い。 で、まだ出産してなければ、多くの人はここでT字帯というものを初体験するはず。ホ…
手術の前の日には通常いろいろ検査があるはず・・・なのに医師からオーダーがでてないらしく、検査がなかった。麻酔は結局全身麻酔になった。そりゃそうだろう。そういえば、外泊して家にいる間そうとうナーバスだったらしい。そりゃ、足が片方なくなるんだ…
ベッドの周りにはカーテンがあって、カーテンを閉めれば外からは患者の様子は見えない。だからカーテン閉めればアレしたりコレしたりハァハァもできるわけで、入院患者のプライバシーを守るのはカーテンだけ。 だからといって、一日中カーテンをしめっぱなしにす…