カーテン一枚のプライバシー

 ベッドの周りにはカーテンがあって、カーテンを閉めれば外からは患者の様子は見えない。だからカーテン閉めればアレしたりコレしたりハァハァもできるわけで、入院患者のプライバシーを守るのはカーテンだけ。
だからといって、一日中カーテンをしめっぱなしにするのは、周りの人に対して関わりたくないといわんばかりで感じが悪いし、何かあったときカーテンが閉まっていると看護婦も気づきにくい。そんな理由から、着替えや寝るときやアレ以外はカーテンは開けておくべきだとおもう。
 ところが、今回入院してみるとカーテン締めっぱなしの人が多い。向かいの老人も締めっぱなしだし、全員カーテンしめっぱなしの部屋もある。昔H病院にいたときやT大学付属病院にいたときはこんな光景見たことがなかったので、土地柄か時代の流れかわからないけどなんだか複雑な気分だ。